妊娠しても今までのキャリアを捨てないで!

介護士という仕事は、決して身体的に楽な仕事ではありません。そのため女性介護士は、自分のライフイベントと仕事を並行して考えなくてはいけないことも多いでしょう。

 

例えば、女性にとって大きなライフイベントの一つに妊娠があります。妊娠すると安定期になるまでは体調が安定しませんし、つわりに悩まされることもあります。そのため、妊娠したら介護士という仕事を続けることは難しいのではないかと不安を感じる人が多いと思います。しかし今継続している介護士の仕事を、安易に辞めてしまうのは避けたほうが良いかもしれません。なぜなら二つの理由があるからです。

 

一つ目は、介護士の仕事にやりがいを感じている場合、せっかく積み重ねてきた今までのキャリアを妊娠によってストップさせることがもったいないからです。そのため、早めに上司に相談をして、負担のない働き方に変えてもったり、産休や育休制度を利用したりして、出産後に復職しやすいように準備をしましょう。一旦仕事を辞めてしまうと、これまで積み重ねてきたキャリアが伸ばせなくなってしまうので、将来を見越して動くことがポイントです。

 

それから二つ目は、出産を機に離職してしまうと、復職する時にまた就職活動をしなくてはならなくなるため、復職時に心身に負担がかかってしまうことが懸念されます。新しい職場は慣れるまでに時間がかかりますし、基本給もまた低くなってしまう可能性があります。ですから、そのようなデメリットを考えると、妊娠中も今の職場に籍を置くておくほうがメリットが大きいでしょう。妊娠の報告の仕方や、出産までいかにして働くかは、こちらに詳しく書かれているので、併せて読んでみてくださいね。